クソみたいなポイントサイトが跋扈。偽キャンペーン、スマホゲームの通貨プレゼントなど。
ポイントサイトという仕組み自体はいいものだと思うんですよね。
でも、その仕組みを悪用するってはもってのほかだと思う。
情報弱者っていうけど、これって中高生のように判断がつかない人も対象にしているって点がまずいと思う。実際にこうしたポイントサイトを見るとスマホゲームの課金通貨をフックにしているケースが多いんですよね。
魔法石〇〇〇〇個とか、数万円分とかに相当するようなものがタダでもらえるみたいな感じ。
そうした広告が、スマホゲームの攻略サイトに出るわけ。さらに、その広告が広告なのか記事なのかわからないような、このサイト使って本当に無料で魔法石ゲットしたぜ。みたいな記事風広告。
中には広告を記事風にしてユーザーに訴求するケースもあります。ゲームの攻略サイトの記事に紛れる形で「有料ガチャを無料で引きまくれる方法を見つけた」とか「魔法石(課金アイテム名)が10000個今なら無料で手に入る方法」とかいった具合です。
引用元:スマホゲームの有料課金アイテム大量配布という記事
そりゃあ、コンバージョンしまくるだろうなぁと思った。最初に見たときは自分も途中までは記事かと思ったもん。
中高生とかだと騙されちゃう子も多いと思う。
別にポイントサイト自体はダメじゃない
ポイントサイト(リワード広告サイト)自体が問題というわけじゃないと思っています。上手に使えば得ができることは間違いないし、僕だって楽天とかで買い物するときはポイントサイト経由にして1%分だけ得してます。
でも、こうしたサイトがダメなのは、そもそも換金させないようになっていること。15000円以上にならないと換金できないとか、そもそもそのあたりの条件がグレーになっているといったサイトも多いです。
なので、そうしたサイトとそうでないサイトとを見分けることができる力が必要になります。元記事(ねとらぼの記事)では最後に
「法律で規制するか、被害者に対応するための社会的な仕組みとか、そういったものがなければ今の状況は変わらないと思います。あとは広告主やゲーム会社側がこれを黙認せず、何か行動を起こすか。スマートフォンのユーザー自体がまだ増加傾向にあるため、それと比例して新規ユーザーもやはり増えています。スマホユーザーが増えていくかぎり、彼らのビジネスが終わることはないと思います
と締めくくっており、結果として、ユーザー側がだまされないように、リテラシーを身に着けることくらいしか現状で防衛策はないということになります。
なんて時代なんでしょうね。