一風堂運営会社の力の源ホールディングスが上場。IPOは買いか?
我らが地元に本社を構える力の源ホールディングス(いつの間にHD化してたの?)がついに上場します。ご存知、一風堂を展開している会社ですね。
福岡に本社がある企業で最近の上場案件でいえば、ホープ(6195)やベガコーポレーション(3542)などが上場してきましたね。ちなみに上場マーケットは東証マザーズです。
地元の会社が上場するというのは嬉しい話ですね。
さて、一風堂は福岡ラーメンランキングとかでも上位には入っているけど、有名になってしまうとどうしても地元民は押さない傾向があるので、福岡の地元の人に一風堂が好きというと、「へー(笑)」と言われてしまいます。
私個人的には好きなんですけどね……。
なお、こうした傾向は一蘭についても同じ傾向がありますね。むしろ一蘭の方が嫌いという人は多いですよね。まあ、価格が高いというのもあるんですが。
さて、一風堂(力の源ホールディングス)の上場に関して私が思うことですが、海外展開を加速させるという事なんでしょうか。
飲食店系では最近、株主優待のレバレッジ的な運用が目立っています。株主優待の内容を魅力的にすることで、株価を高めて、有利な形でM&Aなどを推し進めていくというスタンスです。
こうしたスタンスは外食上場企業は結構採用していますね(機関投資家からは嫌われていますが)。直近の代表的なところでいえばクリエイトレストランツHDとかが挙げられるでしょう。
優待で株価を高く維持して、その株式交換で買収するという方法は優待レバレッジ経営といわれることもあります。
ただ、一風堂がその戦略をとるとはあまり思えないんですよね。いずれにせよ、小型のIPOという事もあり、IPO銘柄としては買いになるんでしょうが、上場後の動きは予想できないです。