SBI証券が10万円以下手数料無料化で松井証券最大のメリットがなくなる……
大手ネット証券のSBI証券が2017年9月より一日定額コース(アクティブプラン)において10万円以下の売買手数料(株式委託手数料)を無料にすると発表しました。
ようするに10万円以下で買える株なら1日1回に限り手数料無料で買えるってわけですね。2017年8月22日現時点で東証上場銘柄で10万円以下で買える株は1116銘柄です。全銘柄は3724なので約30%の銘柄は10万円以下で買えるわけです。
少しずつ株を買いたしたいという人にはおすすめ
毎日頻繁に売買するようなトレーダーには10万円以下なんてハナクソみたいな金額なんでしょうが、毎月少しずつ株を買い足していきたいというようなニーズにはいいですね。
松井証券はお株を奪われる形に
ちなみに10万円以下手数料無料は老舗ネット証券の松井証券が昔から実施してきましたが、お株を奪われる形になりましたね。
松井証券の手数料
SBI証券の手数料
手数料を比較すると、全般的にはSBI証券のほうが安くなります。
アクティブプランタイプの手数料は人を選ぶ
こちらでも書かれていますが、アクティブプラン(一日定額制)の手数料プランは「比較的少額の投資を一日何度する人向け」というプラン設計になっています。
なので、10万円以下無料という位置づけは正直微妙なところでもあります。
1回だけで終わるならいいけど、2回以上するなら損ということになってしまいます。
使い勝手は微妙なところもありますが、メリット、デメリットの両方をご理解の上活用いただければと思います。